こんばんは、トウコ(@at_tokotoko)です。
以前こんな記事を書きました。
屋号で口座を作りたい!
せっかく個人事業主になるんだし、屋号付きの口座で心機一転やっていきたいな〜!と思い色々検索して調べて口座を開きました。
開いてからわかった屋号付き口座の不便さ。
ありがたいことに「屋号 口座」で当サイトに来てくださる方は多いのですが、使いはじめてから必ずしもいいことばかりではない(むしろデメリットが多い)ことに気づいたというか…認めるしかないのだなと思えたので、今回はその話をさせていただこうかと思います。
屋号付き口座を開くのってそもそもどうして?
まず、個人事業主になったときに屋号を考えますが、その屋号で銀行口座を開けたら素敵だなと思いました。
いろんな本やブログで、屋号で口座を開くとその仕事に対して本気で取り組んでいるんだなとわかって、お客さんも安心するよね、と。
また、口座を分けることになるので、仕事用口座があるってわかりやすくて確定申告も安心だし。みたいな。
メリットしかないと思っていたんですよ。
屋号付き口座を開設するまでの道
以前書いた記事を読んでくださった方はお分かりかと思いますが、私はゆうちょ銀行に屋号付きの口座を開設しました。
ゆうちょ銀行にしたのは、私のメインの銀行口座がゆうちょなのでタダでお金の移動をしたかったことが一番の理由です。
ゆうちょで屋号付きの口座を作るとなると、作れる口座は振替口座になります。
振替口座は総合口座とは違い、色々と制約があります。
- 商品の代金や会費の集金用など決済専用の口座
- 通帳やキャッシュカードはない
- 振り込まれる際に振替受払通知票が届く
- お金を引き出すのにATMは使えない
- ゆうちょダイレクトが使える
- 利子がつかない
- 宛先は屋号名義で届く
- ゆうちょ通帳アプリは使えない
- ゆうちょダイレクトで口座をまとめられない
- ゆうちょ認証アプリは屋号の場合使用できない→振込時にはトークンの発行が必要
この記事を書いた最後に「不便も多いけど…」って書いてるんですけど、いや〜不便しかないんすよ〜!
結構障害が色々あって開設するのは手間でしたし、開設してもあんまりいいことなくて…
お客さんに疑われる
名義が「アトリエトコトコ 本名」なんですけど、これがまずよくないんです。
最初運良く屋号だけの名義にできていたんですが、私の本名と名義が違うということで、先方の総務の方に疑われました笑
「本当にご本人様の名義ですか?」と…。
そういうわけで本名を足しました。そのお客様はそれでなんとかなったんですけど、たとえばクラウドソーシングとか、ASPとかの振込口座を登録しようとすると、「登録されている本名と名義が違うから登録できない」というケースが多発しました。
クラウドソーシングやASPなど、こちらがパソコンで登録するときに、本人のものかどうかを判断するのが本名と名義が同じかどうかみたいなんですね。だから「アトリエトコトコ」の部分が邪魔なんです。
また、ゆうちょ銀行の振替口座は当座になるんですけど、これが登録できないということも多々ありました。
総合口座とは番号の桁数が違うので登録できないんですよねー…
登録できないところは普段使いの口座にしてごちゃごちゃになる
だから登録できなかったところは普段使いの口座で登録したりするんですけど、まあそれでなんとかなっているんですけど、これ口座分けてる意味あるのかな💦となりますよね。
あと入金されたことはメールが来るのでわかるのですが、詳細や履歴はゆうちょダイレクトにログインしないとわからないのもちょっとネックです。
もっとぱっぱとわかるといいんですけどね…
屋号付き口座のデメリット
というわけで、少なくともゆうちょ銀行で屋号付き口座を開設するのは、正直お勧めしません!
- 本人の口座か疑われる
- Webサービスで銀行口座登録するとき結構な確率で登録できない
- 便利なゆうちょのサービスは総合口座の人用。あやかれない
- クレジットカードの支払い口座にできない
私の場合はこれが続いたので、「屋号付き口座あんまり良くないな…」ってなってしまったのですが、たとえばオンラインショップを開いている個人事業主の方などは、振込先がお店の名前になっていれば安心していいのかなと思います。
結局私の使い方とはあってなかったってことですね。
まとめ:おすすめの銀行口座を教えて〜!
なんだか文句ばっかり言ってるんですけど、じゃあ次どうするの、って言ったら口座の引っ越しですよね…。
今回記事を書いたことで色々と考えてみたんですが、次の銀行口座も思いついたのでそろそろ引越してみようと思います。
またその結果何かあったら記事にしますね。
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